« 最近のメール事情についてのmemo | トップページ | 「容量市場」とは何か--雑誌『世界』より »

2020年8月 9日 (日)

関電離れが最大レベルに!

┌─────────────────────────────────
◆2020年3~4月に関電離れが最大レベルに達する!
└─────────────────────────────────

●関電から新電力へのスイッチング件数は,2020年3~4月に,電力自由化直後(2016年4月)の数字に次ぐ最大級のレベルになった。2019年9月末に明らかになった関電の原発マネー不正還流,その後に明るみに出た関電幹部への不正還付マネーへの怒りがスイッチング件数になって現れたわけだ。


●OCCTO(オクト)のデータ:関電は,3月末で,累計326.3万件のスイッチング。前月より12.2万件の減少。この12.2万件という数字は,自由化直後(2016年4月)の18.3万件に次ぐ最大級の数字。

●電取委のデータ:関電は,4月末で,累計257.7万件のスイッチング。前月より8.7万件の減少。この8.7万件という数字は,自由化直後(2016年4月)の13.9万件に次ぐ最大級の数字。

●データについて。
(1) OCCTO(オクト)[電力広域的運営推進機関]…「スイッチング支援システムの利用状況」。500kW未満の高圧需要者も含まれているうえ,「新電力から関電へ」戻るスイッチングも件数としてカウントされている。ただし毎月10日までに前月分が発表され,速報性がある。https://www.occto.or.jp/system/riyoujoukyou/index.html

(2) 電取委(電力・ガス取引等監視委員会)…「電力取引の状況」。低圧データを示すが,発表までに2~3か月くらいかかる(最近はコロナの影響でさらに遅れ)。しかし,「関電純減」数なども分かる。https://www.emsc.meti.go.jp/i…/business/report/results.htmlm

●さらに詳しくは
https://syomeiweb.wordpress.com/new/switching/

|

« 最近のメール事情についてのmemo | トップページ | 「容量市場」とは何か--雑誌『世界』より »

地震と原発」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。