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2018年12月29日 (土)

文英堂京都の労働組合と職場

 「シグマベスト」の学習参考書出版社,文英堂では,1966年に京都本社で分会(京印労連・京都印刷出版産業労働組合・文英堂分会)が結成され,東京支社でも出版労連・文英堂労組が生まれた。しかし,会社は組合敵視政策を強めて,労使関係は不安定な状態が続いた。僕が入社したのは,1973年。
 
 1981年に会社が,査定を含む職能給賃金体系を提案してきてから,会社による団交拒否,就労拒否(短時間のストに対して一日の就労を拒否してその分の賃金をカット)などの不当労働行為との法廷闘争が続いた(1985~93年)。
 
 会社は二つのポストノーティス(謝罪文の掲示)を命じられながら,職能給は強行実施した。この間の闘いで,職場における労働組合の地位や,組合員への信頼は高まった(僕は2009年に60歳で定年退職)。しかし,組合員は増えないままで推移(加入者もあったが,退職へ)。そして,2018年には職場の組合員はゼロになった。
 
 代替わりした経営者は,2010年代に職場を東京に集中させる政策をすすめ,京都の多くの労働者は東京への転勤,他社への転籍,退職を迫られた。その結果,2018年には京都では文英堂という職場がほぼ消えてしまった。
 
 
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