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2013年10月16日 (水)

ePub リーダー

 Windowsパソコンにおいて,ePubファイルを読むためのリーダー(ビューア)は,良いものが少ない。今回の判定ポイントは,次の三点。

(1) 文書内の内部リンクに対応していること。リンク先に飛んだ後で,またきちんと元に戻れること。これは,今回の地理の本では,基本中の基本機能なので,これが再現できないリーダーは,意味がない。

(2) CSSで指定した図版枠(スミ,1ピクセル)が表示されること。一太郎の元ファイルでは,図版枠は,右クリック 「枠飾りと文字の配置」で設定しているが,これは,ePub保存時に引き継がれず,枠線の設定が無視されてしまう。日の丸の国旗を表示したいときに,枠線がないと,アキばかりできて悲惨なレイアウトになる。

(3) 文字の大小が,指定通りに再現されること。当たり前の機能だと思うのだが,こんなこともまともにできないのかと,びっくりだ。文中に太字があると,その後ろの文字のサイズがでたらめになってしまうようなことでは,リーダーとして失格だ。

 Kinoppy(紀伊國屋書店),Adobe Digital EditionsReadium(Chromeにアドオン)は,不合格。たかだかリーダーのために,IDとパスワードまで登録させておいて,不合格になったものは,少々腹立たしい。

 元ファイルが一太郎だから,一太郎ビューアで見るとどうだろうか。さすがに表示はそのままだが,リンク先に飛んでもカーソルがなくて,該当箇所がどこか,場所が分からない。その上,戻るボタンが見つからないので,ダメだ。

 合格したのは,まず,オーサリングソフトのSIGIL。これはePubファイルを完全に表示できるが,編集用の機能が中心なので,リーダーとしてはやや煩雑かな。

 Kindleプレビューワも合格。さすがamazon。ただし,目次が表示できなかった。これは,こちらに責任があるかもしれない。今回のePubファイの冒頭には,一太郎でつくるように設定した目次と,ePubで保存するときに自動的につくられた目次が,二つ存在しているので(SIGILは二つとも表示するのだが),これが関係しているかもしれない。一つだけにしておけば,上手くいくかもしれない。もう少し要調査。

 お勧めは,calibre。窓の杜からもダウンロードできる。

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