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2013年10月 8日 (火)

ハイパ地B--抜き書き(6) 最新内容

 電子書籍版の『高校 ハイパーテキスト 地理B』は,校正の最終段階になりました。
本格的な高校地理Bの内容として,最新の内容で解説しています。

以下は,本文から,一部の抜き書きです。
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③緑の革命
・緑の革命(★)とは,1960年代より米,小麦の高収量品種の栽培で増収を達成したこと。インドでは1970年代に食料の自給を達成した。
・問題点…新品種の栽培には,安定した水の供給が必須で,井戸や用水路による灌漑などの設備の整備が求められる。また,化学肥料や農薬も必要となる。そうした投資ができた農民は裕福になり,零細農民や土地をもたない農民には恩恵がなかった。その結果,農民の間の格差が拡大した。また,灌漑による地下水の減少や枯渇,農薬の不適切な使用による汚染などが問題となっている。

④白い革命
・「白い革命」とは…インドにおける劇的な酪農(★)の発展のこと。経済成長によりタンパク源として需要が高まったミルク(生乳)が,1970年代から急速に増産された。
・おもに高収量の乳牛の導入によるが,従来からの水牛のミルクも多い。ミルクは,乳製品の原料としても重要である。また,近年は鶏肉,鶏卵,野菜類の生産ものびている。
・インドのおもな家畜は牛と水牛で,生乳とバターの生産量は世界一。農耕に使役し,糞は燃料や肥料として利用する。

■水牛
 水辺を好んで生息する牛の一種。インドなどアジアに多く,体は一般の牛より大きい。粗末な食べ物で成長して肉や乳を得られるうえ,牛よりも沼沢地での農作業に適しているため,稲作農業には有用。
 ヒンドゥー教では,通常の牛とは明確に区別され,水牛は崇拝の対象ではない。したがって,菜食主義者(ベジタリアン)でない限り,食用にもされ,その牛肉は輸出もされる。日本では,沖縄県の由布島や竹富島で観光用の水牛車がある。

■黄色の革命
 インドで油脂(★)原料の生産がのびたこと。ナタネ,ヒマワリ,落花生(★),大豆(★)などの採油用作物の栽培がふえたが,これらの作物の花の多くが黄色であることから「黄色の革命」とよばれる。インドでは,緑の革命,白い革命,黄色の革命によって食料生産が拡大し,1970年代後半には食料の自給を達成した。

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