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2013年10月 8日 (火)

ハイパ地B--抜き書き(3) Book

 電子書籍版の『高校 ハイパーテキスト 地理B』は,校正の最終段階になりました。
本格的な高校地理Bの内容ですが,「■タイトル」で示した参考解説の箇所では,詳しく書きこんでいます。

以下は,「本書の使い方」から,一部の抜き書きです。
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・関連する書籍へのリンク

・書籍を紹介しています。
・通販のamazonなどで検索すると,中古本も含めて探すことができます。
・時間に余裕のあるとき,あるいは大学生になってから,社会人になってからでも,ぜひ手にとって読んでみてください。
・出版社によっては,絶版など欠品になると,リンクも消される場合があります。
・巻末に一覧表を付してあります(→「Bookの一覧」)。

[例](→Book:三好唯義『図説 世界古地図コレクション』河出書房新社)
①左端の下線のある「→Book」の部分に,具体的な本の紹介へのリンクが張ってあります。
②その右側は順に,著者,書名,出版社です。
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(本文中ではこんな感じ)

オリエンタリズム

 西ヨーロッパ世界がもっている「オリエント(東洋)」のイメージ。パレスチナ出身のアメリカ合衆国の批評家エドワード・サイードの著書により,広く認識されるようになった。そのイメージは,優位な西洋の立場から,東洋を劣ったもの,異質なもの,不気味なものと規定する。そして,自らの内部に認めたくない資質を押しつけたり,「ハレム」「ゲイシャ」などを退廃的イメージで強調する。こうしたオリエンタリズムは,西ヨーロッパの文学,歴史学,人類学など広い範囲でみることができ,優越感,傲慢,偏見の源となっている。サイードによれば,「オリエントを支配し,再構成し,威圧するための西洋の様式」とされ,欧米列強の帝国主義,植民地支配の基礎となったという。
(→Book:エドワード・サイード『オリエンタリズム』平凡社)
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資本主義

 生産手段をもつ資本家が,生産手段をもたない賃金労働者を使用して利潤を追求する社会システム。政治的には民主主義をかかげ,経済的には私有財産制,自由な市場経済,私企業による生産,商品としての労働力,社会機能の商品化,などを特徴とする。

20世紀には,景気の変動,恐慌(極端な不況),失業,貧困,社会的格差の拡大などが進行し,それらの問題を指摘する社会主義(★)の台頭に対抗して,福祉国家をかかげるなど,修正資本主義,混合経済の形になってきた(ケインズなど)。しかし,現代では,徹底的な自由主義経済を主張する新自由主義(★)の経済学もうまれている(フリードマンなど)。
(→Book:マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波書店)
(→Book:伊東光晴『ケインズ-“新しい経済学”の誕生』岩波書店)
(→Book:デヴィッド・ハーヴェイ『新自由主義-その歴史的展開と現在』作品社)
(→Book:ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン-惨事便乗型資本主義の正体を暴く-』岩波書店

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