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2010年1月26日 (火)

ウーマンリブ運動の伝説的指導者

『1968(下)』の第17章で取り上げられた田中美津が,『週刊金曜日』2009/12/25(1/8合併)で9ページにもわたって直接,反論しているのを面白く読んだ。

『週刊金曜日』の表紙のタイトルが,「ベストセラーにダマされるな」とあって,『1Q84』と『1968』を取り上げている。ただ,前者はともかくとして,後者がベストセラーだとは思われないが,まとめて掲載するタイトルという程度の意味かもしれない。

17章リブと「私」について,感想として以前,僕は「田中美津,上野千鶴子らの一側面については,理解が深まる。」と書いたが,当人が激しく反論しているのだから,あまり理解が深まるとは言えないわけだ。自分についての記述が 「もう,悲しくなるほど無知である」と誤読,誤用,捏造を指摘する。資料を読んで都合良くつなぎ合わせているという,著者の方法論に対する批判はもっともな面がある。記憶はウソをつくが,記録にも間違いは忍び込むこともあると,主張する。直接,取材もできるはずだから。

よほど頭にきたようで,攻撃的なところも書き方が魅力的で,さすが,「ウーマンリブ運動の伝説的な指導者」の面目躍如だ!

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コメント

 その号の金曜日がなくて、ネットで探してアマゾンのカスタマーレビューに田中美津が書いたという文章を読んだ。64ページで45箇所間違っているというやつ。「細部に神は宿る」というからな(あれ、ちょっと使い方が変かな)。
 私が面白いと思ったのは、「『田中は白いミニスカートでビラを撒いてた』という証言について、『事実かどうか不明だが、とりあえずこの証言を採用する』と注に書いておきながら、『白いミニスカート姿で』『年齢不相応な白いミニスカートで』とその後4回にわたって記している」というあたり。小熊の田中に対する視線が如実に現れているところを、鋭くピックアップしてるなと思った。<さすが,「ウーマンリブ運動の伝説的な指導者」>である。鋭い。

投稿: cleanhead | 2010年1月27日 (水) 18時51分

その白いミニスカートの話は金曜日にも強調されて載ってます。金曜日にはAmazonのレビューに書ききれなかったことも書いたとのこと。ただし今は愛媛県に帰省中でその金曜日が手元にないので、ちょっと不正確かも。「手元」と言っても図書館で借りたものですが。それにしても携帯入力は指が疲れます。改行の仕方も分かりませんし。

投稿: めいせい | 2010年1月27日 (水) 21時25分

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