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2007年12月 9日 (日)

関西出版就職フォーラム2009 in 京都

 2007年12月9日(日)に,京都市南区にて,「関西出版就職フォーラム2009 in 京都」が開催されました。今年,参加申込みをしてきた学生諸君は約30人で,参加費は当日払いでしたが,ほとんどの人が出席してきました。また,昨年に比べて男性の参加者が多くなっていました。

 公式報告は,中執か担当者からされるでしょうが,ここでは昨年の同催しと比較して,私見を書いておきます。

 昨年の同催しでは,個人的に労働組合の役割はどういうものであったらよいのか,考えさせる契機を与えてくれたという点では意義を感じましたが,問題点もあると思い,中執や主催者には意見を伝えました。僕にとって,労働組合運動とは何か,もう一度考える大きなきっかけでしたので,すこしきつい表現になった点もありましたが,主催者はていねいに答えていただき,僕も考えました。今年は,その結果,どうなったのか。1年経って,それを確かめる機会として手伝い(スタッフ)に参加しました。

 今年は,昨年に比べて学生諸君への優しさがきちんと打ち出されており,労働組合の位置づけもそれなりになされ,よい感じであったと思います。主要メンバーは昨年と同じでしたが,労働組合がこういう取り組みを行う意義をふくめ,組合員がボランティアで参加していることなども,適切な紹介が行われたと思いました。

 とくに模擬面接において,学生諸君に対する優しさと厳しさのバランスは,表現上においてもよくバランスが取れていて,その点はとくに感心しました。答えが出ていると思いました。

 労働組合の役割は,個別企業内で賃上げや労働条件の向上を図ることにとどまらない社会的な面があるという,最適の見本として,就職フォーラムの今後の展開を期待したいと思います。出版情報関連ユニオン京都支部の組合員が,手伝い(スタッフ)に多く参加して現場を支えていたのも,運動の性格を反映していると思いました。全印総連京都地連の出版のメンバーが一人でしたが参加してみえたのも,産業別課題の社会性を理解された結果として拍手を送りたいと思いました。

 なお,時間的なスケジュールがこんでいる様子でしたが,できれば,10分でも時間をとって,過労死とか,残業代未払いなどの社会問題と出版労連や出版情報関連ユニオンの役割について紹介をしてもらえれば,ベストだったと思います。それは,決して労働組合の宣伝,「組織化」のためではありません。人生の後輩らが,職場で非合理な困難にであったとき,どこを頼ったらよいか,誰を信頼したらよいか,最小限のアドバイスをしておくのは,先輩の責務だと思うからです。そういう観点で話をすれば,理解されると思います。さらに来年に工夫を期待したいと思います。

 全体のプログラムの終了後,若手,編集,営業などに分かれての質問コーナーは,けっこう盛況でした。また,フォーラム終了後のスタッフだけの打ち上げ会を,希望学生諸君をふくめた交流会に拡大して,そこに10人ほどの学生が引き続き話を聞きたいと,やってきたのは,少々驚きでした。が,そこでも若手,編集,営業などに分かれ,話が弾みました。学生諸君の真剣さには感じるところがありました。

 最後になりましたが,主催者,東京からお見えの方々は,ご苦労様でした(今頃はまだ新幹線の中でしょうが)。就職フォーラム以前には未知の方々でしたが,多くの刺激を受けました。この方々は,僕の「要チェックリスト」に勝手に載せてあります。

 さて,僕の娘も今3回生で,就活に入っているのですが,父親の話を聞いているせいか,出版産業は,はなから対象外です。何とも言いようがありません。

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