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2007年10月12日 (金)

新学社労組御中,定期大会の開催,おめでとうございます。

 貴労組にとっては,また今年も皆でそろって定期大会を迎えることができたというのは,たいへん素晴らしいことだと思います。おめでとうございます。
 会社の「新生と改革」によって危うく路頭に放り出され,ホームレスの危機をむかえたところ,どうやら引き続いて住む家を確保することができました。この間のユニオン京都としての総括(2007/9/21,総会議案書)は,次のようになっています。
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 新学社グループにおける合理化は,2005年7月に発表されたが,これに対する闘いの結果,同年11月末には事実上白紙撤回させる確認書が成立し,組合側は大きな成果をおさめた。しかし,問題を引き起こした経営責任はそのままになっていて,労働者の反発が続いていたところ,2006年11月に突然,新学社の社長交代,子会社(株)ポピーの経営陣の総交代が発表された。新学社といえば,京都本社だけで250人の大企業であり,最終的にその経営トップがふきとんだわけで,わずか二人の出版労連・ユニオンの組合員の存在が,徳島の新学社労組などとの連携のもと,大きな役割を果たすことができた。この間の闘いの決定的な勝利を,今こそ確認しておきたい。
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 「変革と新生」は,結局どう総括したらよいのでしょうか。「徳島事業所」が残ってよかったというのは,確かだと思いますが,そのような一面的な総括だけでは,今後の運動の方向は出てこないと思います。「変革と新生」の結果として,「徳島支社は消滅はしなかったが,事実上,解体されてしまった」という所をあわせて確認することが重要だと思います。こうした総括によって,闘いの成果(よく闘った面)と,敗北(闘いきれなかった面)の両方をみる総括が必要だと思っています。ここが違うと,次の方針が違ってくると思います。

 闘いきれなかった面,敗北の面を見るのはつらいかもしれません。しかし,当該組合の組合員は,加入した人もいたが,脱退した人もいたというわけで,徳島事業所のさびしい建物内の様子を見れば,あの闘いの結果の一面,闘いきれなかった面は,明白だと思います。ここを直視することが必要だと思います。

 そのうえで,今後ともいっそうの奮闘が求められていることが確かになっていると思います。以上の総括をふまえて,個人的な考えですが,下記の二点を提案したいと思います。

(1) 今後とも,「現在の住居」を確保していくには,引き続いて会社との関係で運動を展開していく必要があると思います。以前もお話ししたことがありますが,京都の本社と東京の支社の社前で,徳島の組合旗をかかげて出版労連の宣伝をするビラまきを行うことは,ひじょうに重要だと思います。ぜひ,今秋年闘と春闘の中で実現させましょう。

(2) また,「現在の住居」が確保されたからといって,その中で満足してしまうならば,「安楽死」に導かれるだけです。現在の職場は組合員だけになってしまったわけで,今の企業別組合のままでは,運動や組織を展開していくフィールドが奪われているからです。組織と運動を個別企業の枠にとらわれないようにすることを,「新生と改革」に対する私たちの最終的な回答にしたいと思います。外堀も内堀も埋められてしまったのですから,自分たちで新しいフィールドをつくっていくことで,始めて反撃したことになるのではないでしょうか。出版に関係する書店,取次などに働く仲間を迎え入れることができるような「個人加盟労組」,すなわち,貴労組が「出版ユニオン徳島」に移行していくことは,今こそ検討されると良いと思っています。ご相談にはいつでものらせていただきます。

 以上で,貴労組の大会にあたっての出版ユニオン京都からの連帯のメッセージとします。

出版情報関連ユニオン京都支部,支部長 吉田明生

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